ぼちぼちサンズ

Phoenix Suns(NBA)の試合結果や情報に一喜一憂しながら綴る、備忘録的な媒体です。

2018/11/24(Sat) vs.MIL 結果

敵地Fiserv Forumに乗り込み、2戦連続のアウェイマッチです。

 

"Greek Freak"ことAntetokounmpoの成長と共に強豪となりつつあるバックス相手に、ドアマットのサンズはどう立ち向かったのか。

 

 

⚫︎MIL 114-116 PHX⚪︎

 

 

な、な、なんと、勝利!

まさかの勝利です!大金星!

興奮さめやらぬまま、レビューです。

 

まずは2チームのスターター。

 

MIL🦌

E.Bledsoe/M.Brongdon/C.Middleton/G.Antetokounmpo/B.Lopez

 

PHX🌞

D.Booker/M.Bridges/T.Warren Jr./T.Ariza/D.Ayton

 

バックスはプレビュー通り、盤石のスターターです。まぁいじる必要もないですね。

 

対するサンズはCanaanを外してBridges,Arizaを並べ、Antetokounmpoを抑えにいきます。

 

 

 

1Q MIL 30-34 PHX

Booker,Warren,Aytonが満遍なく点を取る感じでスタートはgoodです。

気になるAntetokounmpoですが、正直どう止めればいいのか分かりません。

BrigesもArizaも必死でマークしますが、スピンムーブでゴールに近付かれるともう終わりです。AntetokounmpoとBrongdonにインサイドを掻き回されたQでした。

 

 

2Q MIL 31-30 PHX

AytonがO#で輝きを放ち、追い付きたいバックスに対抗します。

D#でもあのシンプルなデカさはやはり脅威ですね。あとはペイントエリアでのD#やヘルプがもう少し良くなれば理想的です。

他にも途中交代のJ.Crawfordが点を取り、ArizaもナイスD#連発と、PHXらしくない試合運び。

ただ、この辺から笛に首を傾げる事が多くなります。

 

 

3Q MIL 29-27 PHX

鬼門の3Qですが、今日のPHXは粘ります。

その粘りを牽引したのが他ならぬBooker。

このQだけで13点とsparkし、MILに主導権を渡しません。

ベンチから出場のR.Holmesもリバウンドで存在感を示し、チームを鼓舞します。

ただそれでも流石は強豪バックス。

Antetokounmpoがインサイドを蹂躙し、リードを広げるどころか、むしろ追いつかれ気味のサンズ。Q終盤には11-0のランを喰らい、1点差に詰め寄られての最終Qとなりました。

 

 

4Q MIL 24-25 PHX

Bookerのsparkが続きます。

落ち着いたプレイを続けるAytonもイイ。

ハイライトだけ見りゃ印象的なダンクなんかがあった方が目立ちますが、そんな派手さはないものの、試合を通して安定感のある彼にはここのところ驚かされっぱなしです。

しかし、バックスはAntetokounmpoとBrongdonを中心に得点を重ね、遂に逆転。

残り3分半の時点で6点までリードを広げ、サンズを追い詰めます。

しかし、今日の試合はここからでした。

残り1分半までお互いにO#が停滞したものの、Aytonの落ち着きが呼び寄せたArizaのスリーで、3点差にまで迫ります。

そしてその直後、Middletonのレイアップミスを拾ったArizaから速攻をかけるWarren Jr.にボールが渡り、レイアップを決めたと同時に鳴り響く笛の音!カウントワンスローで、同点のチャンスを得ました。このFTをWarren Jr.がしっかりと沈め、残り53秒を残し、サンズが同点に追いつきます。

その後のポゼッションではWarren Jr.のナイスD#と、これまた敵のLopezのナイスブロックが続き、同点のまま試合時間は30秒を切ります。

バックスは時間を使いながらインサイドに切り込むも、AytonのナイスD#でAntetokounmpoがロストボール!シュートすら撃てず、12秒を残しサンズのポゼッション!

ここで登場したのがベテランのJ.Crawford。

Brongdonをかわして撃ったショットがリムに吸い込まれ、0.8秒を残し、サンズが2点リードを奪います。

Bookerに撃たせるプランではあったと思いますが、誰もサポートにいかず、結果Crawfordが独力でねじ込んだ決勝点でした。

バックスのタイムアウト明けにMiddletonがスリーを決めるも、ボールが手を離れる前に試合終了のブザーが鳴り、白熱した1戦はサンズ勝利で決着。

 

 

:総評:

まずは勝って凄く嬉しい。

特筆すべきは残り3分半からバックスに1点も許さなかったD#です。

Antetokounmpoは例外としても、試合を通してペイントエリアのD#が非常に良かったのが、残り3分半でかなり効果的に作用しました。

バックスはスリーが不発でしたが、正直Lopezにもインサイドでゴリゴリ来られた方が嫌でした。

2Qに感じた笛の件ですが、あれ以降もジワジワとそれっぽい箇所があり、サンズの面々に加え、HCのココスコフも終盤ブチ切れてました。負けた試合で笛にイチャモンつけるのはダサいので、今日は勝てて良かったです。

あと、Ilyasovaコケすぎ。うま過ぎてムカつく。

 

 

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各チームスタッツはサンズのFG%が良かった点以外はほぼ同様な感じになりました。

バックスはAntetokounmpoのアタックが非常に効果的で、インサイドに入り込まれるとダブルチームを余儀なくされます。

その分オープンになる選手が増え、パスアウトからの効率的なO#が展開でき、その結果リーグでも有数のFG%を叩き出してるのかなぁと。

 

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Antetokounmpoは安定の活躍。

破壊的と言っても差し支えのない、まさにアンストッパブルな存在ですね。

その他BrongdonやConnaughtonも良い動きをしてましたが、Lopezの3P 0/12はヒドい。

Bledsoeはサンズにいた頃とプレイスタイルが全く変わってなくって笑ってもた。

 

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Bookerはスリーが不発だったものの、プルアップやフローターでうまく得点を重ねました。

Warrenも活躍。同点のand1はシビれた。

この試合で決めたスリーが今季30本目で、これは彼の新たなキャリアハイだそうです。

元が少な過ぎやろ笑

Crawfordはまさに6thマンの鑑というか…ベンチから出てきて直ぐに得点する感じ、ホンマにカッコいいです。

Aytonもスタッツ以上の貢献。

彼のデカさはAntetokounmpoから値千金のターンオーバーを引き出しました。

Holmesのハッスルとリバウンドへの執念も素晴らしい。Aytonも見習って欲しいところ。ただ、ファウルは少し抑えて欲しいな。

 

 

ひとまず勝てて何より!!

次はそこそこ好調のDetroit Pistonsです。

Griffin&Drummondの協力フロントコートに立ち向かいます。

 

go!!suns!!